おいしいトマトの生産を「誰でも・容易に」
“Dトレイ栽培”とは、250㎖の連結極小ポットを使用し、少量多頻度の培養液施用で果菜類を低段密植する栽培方式です。
データ管理と肥培管理の手法を組み合わせ、高生産性かつ省労力の果菜生産を実現しました。
“Dトレイ”とは?
250mlと極少容量のD型状のポットを10個連結させたトレイです。
もともとは、オランダでイチゴの育苗用に開発されたものを、トマトやメロンの栽培に転用しました。
トレイ1 枚に10ポットが連結しているので、片手ですばやく苗を運搬することが可能です。
また、内部にスリットが入っているため、苗の抜き取りと植え替えを容易に行うことができます。
栽培から流通までのサイクルは以下の通りです。
静岡アグリの “Dトレイ栽培” 3つのメリット
1.高付加価値の果実を生産
根域が制限されて果実にストレスが付加されるため、「果肉のしまったおいしいトマト」が栽培できます。
また、栄養配分を整えた培養液を多頻度で施用することで、細やかな肥培管理を可能にしました。
大きいサイズのフルーツトマトも栽培可能。商品開発やブランド化にお役立ていただけます。
2.生産性の向上
施設内で栽培するため、温度や日射時間の自動化・データ管理も可能です。
さらに、“Dトレイ栽培”に低段密植と区画リレー栽培を採用することで、
トマトの周年生産・周年出荷を実現しました。
比較的短期間で、栽培のマニュアル化・人材育成を行うことができます。
3.投資回収の予測がしやすく、新規就農の不安を軽減
“Dトレイ栽培”を採用した施設栽培の特徴は、年間の収量予測が立てやすくなる点です。
初期投資の回収期間を具体的にシミュレートでき、安心して農業経営に取り組むことができます。
また、不耕作施設を活用し、初期費用を抑えた新規就農モデルも開発中です。
静岡大学のフィールドで培った研究成果と生産技術を活かし、みなさまの新規就農を全力でサポートします。
弊社では、10αあたり3600株株間24cmでトマトの低段密植をしていますが、
これらのノウハウにより、安定収入・週休2日を実現しております。
導入・コンサルティング実績
イオンアグリ創造株式会社
株式会社協和アルテック
サンメロウ株式会社
株式会社大和コンピューター
株式会社日晴農場
他、多数
※50音順、敬称略