夏はメロンの交配が毎朝のルーティーン

皆さんこんにちは。先週末は社員旅行で伊勢神宮に行ってきました!

またその時の写真もアップしたいなーとは思っているのですが、今日はアップする時間がなくてずっと下書きのままちまちま編集していたメロンについて書きます。

あぁ、時間が足りない…笑




1・2号ハウスで現在育成中のメロンですが、やっと交配が一段落しました!


5月の中ばから毎朝交配をしていたメロン。

私にとって人生初のメロン栽培ですが、「トマトに比べたら手間がかかるな」という率直な感想。

メロンだけ栽培しているのであれば問題ないのですが、気温が高くなり元気旺盛なトマトの栽培管理ありきだとメロンにトマトにめまぐるしく感じます。


とはいえ、メロンとっても面白いです!

具体的には交配したメロンの子房が目に見えて肥大していく様が面白い!

(*∩∀∩*)))))))♪


基本的には社長が愛情を込めて毎日メロンの手入れをしていますが、交配は私と海野君も毎朝やっています。


少し見づらいですが、真ん中の側枝(そくし)から出ているのが雌花です。

クリップ付近に複数咲いているのが雄花。


側枝は葉が出ているところごとに出てくるのでどの雌花をいつ交配したかわかるように、交配後は↓写真のように交配した雌花の元の葉をとり、側枝が伸び続けないように先端をとめ、札をつけます。

(※↑2枚目の札のついている側枝は上2枚に写っている側枝とは別のものです。)


受粉が成功すると子房が膨らんできますが、失敗すると先端から黄色くなっていきます。

(画像:完全に黄色くなってしまった子房)


下は受粉に成功したやつ。

この写真の子房、右と左で膨らみ方が違うのがわかりますか?


これは、受粉の際にめしべ全体にきちんと受粉がされていなかったということなのだそうです。

農業始める前は受粉のバランスなんて考えたことなかったなぁ…


それから、どんな形の子房が良い形のメロンになるかというと、お店に並んでいるメロンは真ん丸ですけど実は‼小さいときに縦に長いメロンが良い形のメロンになるのですって。(へぇ~)

ちょっとぼやけていますが一番手前の小メロンはいい形になるぞ~( *´艸`)


さて、本当はもっと書きたいことがあったのですが、このブログ実は2週間くらいずっと下書きのままなのでここまででアップしちゃいます(笑)


続きはまた今度別の機会に!

それでは、皆さん良い一日を☆


渡辺でした


(株)静岡アグリビジネス研究所

農業をサイエンスに "Dトレイ栽培"で安定収入と週休2日を実現