トマトの成長日記②~本圃に定植~

段々と寒さが厳しくなり、夜温が10℃を下回ることが多くなってきました。

弊社では、夜間の暖房に備えて、温室の内張りカーテンも閉め始めました


先日二次育苗の様子をお伝えしたトマト苗ですが、11月12日におよそ1800株を株間24㎝で5aの本圃へ定植しました。生育不良の株は少なく、順調に育ってきています!

11月22日ごろには第一花房が開花する予定ですが、実際にはもう少しかかりそうです。収穫は開花12週後の2月中旬予定です。(追記 11月22日に第1回目の誘引を行いました。)

定植初期はノズル詰まりのトラブルなどで萎れてしまう株もあるため、定期的に見回ります。下の写真のようにトマトを植えたロックウールが白いままであったり、ロックウールについた苔が枯れて赤茶色になっているものなどがノズルトラブルの目印です。

ノズルは前作終了時に給液チューブごと取り外し、70℃以上のお湯で熱殺菌します。その際に熱殺菌釜にクエン酸を加えて洗浄しますので、付着物などは取り除かれますが、ノズルや給液チューブ内に入り込んだ根っこ残渣により、目詰まりを起こしているのが萎れの原因になります。

ちなみに下の写真の株はノズルを交換した後すぐに元気になりました。万が一枯れてしまった場合のために、多少の予備株は別に用意してあります。

また別の日、草刈りしているところを撮らせてもらいました。

とおーーーくの方に草刈り中の増田さんが見えています。

急な斜面ですが、いつも丁寧に刈って下さいます。

ハウス周りの草刈りも、手の空いた時にコツコツと行って頂いたため、しばらくはハウス周りもきれいに保てそうです。

次は花が綺麗に咲きそろったトマト圃場を報告出来たらと思います!

                                   社員 木邨

(株)静岡アグリビジネス研究所

農業をサイエンスに "Dトレイ栽培"で安定収入と週休2日を実現