5号西区画の定植を行いました
研修生の伊藤です。今回は、5号西区画の片づけ・準備と定植の報告をさせていただきます。区画の説明は、2022年11月1日のブログ「2022年秋のトマト栽培状況」を参照下さい。
まずは前作の片付け作業。根が張り巡らされた培地は、簡単にトレイから外すことができました。つい5日前までトマトを収穫していたのに、一気に景色が変わり、省力的に片付けできるというDトレイ栽培の特長を実感しました。
今回の苗は、苗テラスでの育苗期間(10月28日播種、11月16日2次育苗)に給液の頻度を増やすことで、培地及び植物体の水環境の急激な変化を防ぎ水疱症が発生しませんでした。2次育苗中やや徒長した感はありましたが、ちょうど2週間で培地内に根が回った立派な苗ができました。
定植ではまだ若いトマトの茎葉や根を傷まないように、かつテンポよく植えていく作業に驚きです。今回は涼しい中での定植でしたが、夏は短時間で培地が乾燥するため、トマトが萎れないように、迅速に作業を終えて給液しなければなりませんので、さらに早いスピードで作業すると聞いて驚きました。定植に限らずですが、スタッフの方々のスピーディーかつ丁寧な仕事に毎日尊敬の気持ちです。
写真①↑ 1つ1つ丁寧に苗を移植していきます。
写真②↑ あっという間に、5西ブロックに約1200株の苗が定植されました。
今回定植した苗が、生育や気候に合わせてどのように肥培管理されるのか、その結果どのように成長していくのか、こまめに観察してDトレイ栽培技術を理解できるよう勉強していきます。
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