二次育苗しました

研修生の伊藤です。先週は、二次育苗の作業を実習させていただきました。

夏期は、冬期に比べて二次育苗期間が短く(通常は14日,夏期は10日未満)、また1作あたりの本圃栽培期間が短く作の回転が速いので、二次育苗せず直接定植しますので、約半年ぶりの二次育苗でした。

まずは、苗を移植する前日の11月15日にDトレイにロックウールを充填しました。私はロックウールを詰めすぎてしまい、定植用の穴が空けづらくなるというミスをしてました。暑い時期に比べると水不足になる心配も少ないため、培地量は少なくて(保水性が低くて)も良かったと社員の方から助言をいただき、反省しています。

そして、11月16日に移植しました。特に徒長している苗は茎が長いので、深めに植え付けました。最後に給液チューブを敷いて完成。約2週間二次育苗をした後、11月30日に定植される予定です。

私は11月から研修をしていますが、今回二次育苗を開始した10月28日播種の播種苗は、私にとって同期のような感覚です。研修は1月までなので、3月頃から始まる収穫を見届けられないのが残念ですが、トマトに負けないように自分も成長していきたいです。

写真①↑ 苗テラス内で育てたセルトレイの苗を、Dトレイに植え替える様子です。

写真②↑ 今回二次育苗したのは約1,600株です。5西ブロックに1,200株、8-2ブロックに350株定植する予定です。

(株)静岡アグリビジネス研究所

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