育苗ハウス作り経過報告
節分もバレンタインデーも終えたうるう年の2月。皆さんいかがおすごしですが?
コロナウイルスの流行が怖いですね。マスクよりも除菌することの方が大事と聞いたので、私は以前ハワイ旅行でお土産に大量に買ったのに配り損ねたバス&ボティワークスのジェルを持ち歩くようになりました。
さてさて、最近の静岡アグリについて~。
Dトレイで栽培するにあたって静岡アグリでは【①播種⇒②育苗⇒③定植】という段階で栽培しているのですが、この②育苗のプロセスには2種類あります。
ひとつは①播種した苗を3週間苗テラスで育苗し、そのまま定植をする方法。
ふたつめが①播種した苗を苗テラスで育苗した後Dトレイに1枚につき10株入れ第1花房開花前まで10日~14日程度(季節により異なる)二次育苗をするという方法です。
静岡アグリの育苗ベットは5号ハウスにあり、栽培している作物の間で育苗をすることになりコナジラミなど病害虫が苗についてしまうことのリスクから昨年は1年間二次育苗をすることをやめていました。(コナジラミの天敵のタバコカスミカメの実験をしていたことが大きいです。)
しかし、二次育苗を栽培予定の場所と別のところで行うことでその分栽培を早められるというメリットがあります。
差そこで昨年から専用の育苗ハウス建設が社内の議題として上がっていたところ、静岡大学からハウスを1棟おかりすることができ、1から建設するのではなく既存のハウスを転用して二次育苗ハウスを作ることになりました!
こちらが5号ハウスにあった予備ベットです。主に二次育苗に使っていました。
こちらを掃除して綺麗にしてから解体していきます。
まずはシ-トをはがしてパイプのみにします。
そして床の防草シートを剥がしてパイプも解体していくのですが、この下を支えている単管が深くまで入っていてなかなか抜けない…!!
頑張って抜いた後。
防草シートの下は土です。たまにモグラが穴を掘って落とし穴を作ります(冗談じゃなくて)。
そしてこちらが予備ベットを撤去した後の谷間!
すっきり広くなりました_(_^_)_ゴロゴロ
白い防草シートは1段目の果実に下から反射した光を当てるために試験的に引いています。5号ハウスは全体的に白いシートをはります。
夏…下からの日焼け対策も今年はしないと。笑
一方新しく育苗ハウスとして利用予定の7号ハウスは、この間まで畝があったものを平らにならし固い土はつるはしでくだいて鎮圧。
うでがぱんぱん………!!
防草シートを全体にはり終えました。全長13M程度のハウスです。
シートをはった上に5号ハウスで解体した資材を運び込みました。
単管の雄雌を揃えて入れれば良かった…と後悔。
あとは資材を作成した図面通りに組み立てるだけ。
試しに一列組み立ててみました。
組み立てるだけとは言ってもそう簡単なことではありませんでした。
その辺りはまた完成してからブログでお伝えします。
通常の管理作業の合間合間に土木作業をする私達なのでした。
(楽しいです。)
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