年間安定出荷するために予測をしよう

みなさま、おひさしぶりです。

栽培管理をしています飯田です。


弊社では低段密植、区画リレー栽培を行っています。

1区画で年3作、計12作を年間行っています。

途切れなく収穫、出荷を行うにはやはり年間のスケジュール作成が重要になってきます。


弊社では下の写真のように、

開花したら開花日を書いたタグをつけ、

収穫時にタグを回収し、

開花日から収穫日までの日数のデータをとっています。

病害虫担当の石原さんが花にタグをつけてくださっています。

大玉トマトは収穫まで積算温度で約1000℃必要とされています。

下のグラフは今までの収穫までにかかった週数と積算温度が1000℃に達した週を示したものです。

青が実際の収穫にかかった週数、オレンジが積算温度1000度に達した週数です。

青とオレンジが一致している時もあれば、解離している時もあります。

特に冬では差が大きいように思います。

ハウス内の暖房の状況、品種など要因はたくさんあると思いますが、

正確な予測をたてるため今後もデータを集積したいと思います。


4月に入りまして、

弊社では新しい社員を迎えることになりました。

また新規借用温室の地面の整地と改装工事を進めています。

上記については別記事で紹介したいと思います。


今年度も安定して品質の良いものを作れるよう精進していきたいと思います。

よろしくおねがいします。


では、飯田でした。


(株)静岡アグリビジネス研究所

農業をサイエンスに "Dトレイ栽培"で安定収入と週休2日を実現