子メロン出荷してます

皆様お元気ですか?

日中の気温がだいぶ落ち着いてきましたね。

今年は30℃以上になる期間が長かったです。

気温が30℃以上超えると人間もつらいですがトマトもつらいです。

今年は苗が高温でダメージを受けてしまい今もひきずっている状態です。

出荷先や消費者の皆さんにはご迷惑をお掛けします。


タイトルについてです。

弊社でのメロン栽培は通年トマト栽培しているハウスとは別のハウス(通称8号)で行っています。

この8号はハウスは昨年自分たちで栽培ベッドを組んだハウスなのですが、

かまぼこハウスで遮光カーテンがなく夏は高温になってしまいます。

冬は極力無暖房で高糖度トマトを栽培するので、メロンが終わった後7~9月はハウスを空けることになります。2か月も何もしないでおいておくのは勿体ないです。

昨年は苗を購入してこの短い間栽培したのですがやはり高温に勝てず収量は見込めませんでした。


そこでトマトよりも高温耐性があるメロンを栽培することにしました。

ただしメロンではなく子メロンを目的としています。

通常のメロン栽培では1株に3果ほどつけ最後に1果に絞ります。1株1果栽培です。

ここで選抜されなかった副産物が子メロン(摘果メロン)です。

つまりは副産物を主産物にしようということです。

前述に3果ほどとありますが、子メロン自体はほっておいもポコポコ実はつきます。


子メロンは市場にはあまり出回らず時期も短いためある意味貴重です。

レシピを調べると漬物が多く、サラダや炒め物にも使われます。


店頭で見かけた際は手に取ってみてください。



飯田




(株)静岡アグリビジネス研究所

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