よろしくお願いいたします

 はじめまして。11月から研修でお世話になることなりました、伊藤と申します。11月~1月までの3ヶ月(株)静岡アグリビジネス研究所でお世話になり、Dトレイ栽培の研修を行うことになりました。

 まずは、わき芽かき、下葉かき、誘引、収穫等の管理作業を中心に研修させてもらっていますが、作業に没頭するのが楽しく、気付いたら時間が経っているという感覚です。

 わき芽のこと、私の住んでいた地域では「サス」と呼ぶ方が多くいらっしゃいました。何のことか分からずに、恐る恐る農家さんに聞いていたことを思い出します。そして、農家さんから作業が間に合ってないからと言われ、わき芽かきを急遽お手伝いすることもありました(笑)。しかしここに来て驚いたのは、取り残して大きくなったわき芽がないこと。多くの農場を訪問してきましたが、ここまで管理作業が行き届いているのは、ほとんど見たことがありません。美味しいトマトは、日々の小さな作業を怠らず、コツコツ積み重ねることで作られているんだと実感しました。

 また、前回のブログ(11月1日)に掲載されている通り、夏の播種栽培では裂果に強い「麗月」「麗旬」を使っています。私の経験では、裂果に強い品種は食味がいまひとつという認識でした。しかし、ここのDトレイ栽培トマトは品種に関わらず美味しい!給液、排液の量やECを日々計測し、細やかな肥培管理を行えば、裂果に強い品種でも美味しく作れるのだと実感しました。(糠谷代表によればDトレイの力とのこと。)

  これからは、その細やかな栽培技術の心髄を理解できるよう、勉強させていただきたいと思っています。

 今後ともよろしくお願いいたします。

伊藤

私が初めて収穫したトマトです。少し色が薄いのに収穫してしまいました。

(株)静岡アグリビジネス研究所

農業をサイエンスに "Dトレイ栽培"で安定収入と週休2日を実現